こんなときでも私が映画館に通うわけ

 すでにみなさまご存知のこと。
 3月11日の午後、世界最大級と言われる大きさの被害をもたらす地震がありました。

 まず、東北関東大震災の影響を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 頑張らざるを得ない状況にいらっしゃる方々に頑張れというつもりは毛頭ありません。
 でも、希望は捨てないでください。
 諦めないことが一番だと思います。
 重ねて、命がけで復旧作業に従事していらっしゃる方々が、ご無事でありますことを、切にお祈り申し上げます。


 震度5強だった東京に居る私個人としては、電車が動かないことにより、4時間半かけて歩いて帰ったところ、自宅では、写真たてが壊れたことと、テレビがしばらく観れなかったことと、棚の上の物が落ちていたくらいで、大した被害も無かった。
 でも、週明けからは、計画停電だったり、コンビニやスーパーからお米やパンがなくなり、挙句にはトイレットペーパーまでが姿を消すほどの状況に発展していった。

 そうは言っても、東京の被害なんてこんなものだ。
 完全に食べ物がなくなったわけでもないし、身動きが取れないわけでもない。
 本数が少なかったり、構内が暗かったり、エスカレータが動いてなかったりと、地下深くまでもぐる地下鉄利用者にはしんどいところもあるものの、仕事に行くのに困るほどではない。
 幸か不幸か、私の住んでいる地域は計画停電にも当てはまらない都心部といわれる地域らしく、生活そのものに不便はあっても困ることは無い。

 だとしたら、こういう地域の人間のできることは、当たり前の生活をすること。
 経済を止めないためにも、仕事は全うするし、遊べる時間には遊ぶ。
 でも、手伝えることは手伝う。
 それしかないのではないだろうか。

 では、何が出来るだろうか。
 実は、ヘモグロビンが足りない状態で、ココのところ献血は断られ続けている。
 じゃあ、自宅で電気を使わない方法くらい協力出来るかなと考えてみた。

 観たい映画はある。
 こんなときに映画なんて不謹慎かな?とも思った。
 でも、考えてみれば、今だから映画館通いをしても良いのではないのか???

 当然のことながら、映画館の営業がなければ、観に行くことはない。
 でも、夕方からの上映がなくなったり、ロビーやショップの電気が消えていたりと、いささか暗い表情はするものの、映画館自体は営業している。
 自宅で電気を使ったとしたら、この映画館の上映に上乗せして、ささやかでもうちのアパートの電気使用量が増えるわけだ。
 なので、上映している間は、映画館に居る分、私の節電にならないか?という、こじ付けにも似た感覚ではあるが、そんなことを考えて映画館通いをやめないで居るのが現実だ。
 とある人に言わせれば、『タクシーにひとりで乗るんじゃなくて、どうせだったら二人でって感覚だね』とのこと。
 確かに、そうかもと思った。

 根底には、半分仕事、半分趣味の映画好きが高じていることは間違いないが、一緒になって避難生活をするべきではないし、一般人が易々とボランティアに出向ける程度を通り越している被害では、私たちにできることは限られている。

 もっとも、東京も本来は震度5強だったわけだ。
 ただ、交通機関、都市機能が麻痺したことは大きかったにしても、大した被害はない。
 まぁ、スーパーやコンビニ、ディスカウントストアからも、お米とパンとトイレットペーパーが消えてしまったのを目の当たりにしたときは、少なからず危機感を覚えたが……。f(^^;

 でも私は、自分を被害者だと思ってはいない。
 原発事故の放射能の影響も気にしていない。
 こういうときに、被爆二世だという意識が役に立つのだろうか。
 哀しいかな、地震の揺れのほうが怖いというのが現実。
 ある意味笑えるようで、自分自身ではいさささ複雑な心境ではある。f(^^;


 この、日本に大きな被害をもたらした地震と津波のおかげで、実は誰が私を心配してくれているのか、ものすごく良く解った。

 同じ東京にいたのに、揺れが落ち着いてすぐ『無事ですか?』とメールをくれた役者仲間。
 少し時間は経ってからではあったけど、『優先順位最後で良いので連絡ください』という、こちらも役者仲間。
 地震の直後には『大丈夫?』、日が経ってからは『食品不足で足りないものは送るよ』と言ってくれた同級生。
 『PCでメール見れるなら電気通ってるね』と確認をくれた友人。
 『電話が通じたから、とりあえず無事だと思いました。被害はありませんか?』と電話をくださった、4年前に亡くなった同級生のお母さま。

 身内でさえ、こちらから電話して初めて『何かあったの?』くらいの反応しか無かったのに、こんなに心配してもらえて申し訳ないくらいだ。
 あまりのありがたさに、友人のお母さまからお電話をいただいた時には、電話口で泣きそうになってしまった。

 他にも、ご連絡くださったみなさま、この場を借りてという失礼で誠に申し訳ございませんが、その節は本当にありがとうございました。
 おかげさまで、とりあえず無事に、平穏に暮らしております。
 ……もっとも、10日経つ今尚続く余震には、毎日ビクついてはおりますが。(/_;)


 私が、私らしくあるために、本来の私を取り戻すために、映画は観続けます。
 もっとも、観るだけが仕事ではありませんけど。(^_-)-☆
 随時、出来る限り本サイトも更新します。
 献血できるように、鉄分も採っていきますし。f(^^;

 こんなときでも私が映画館に通うわけは、↑こんな理由でした。
 敗戦も、原爆も、神戸の震災のときも、サリン事件も、たくさんしんどいことはあっても、他にもまだ解決していないことはたくさんあっても、日本は頑張って立ち直ってきているし、これからもがんばれるはず。
 もちろん、微力でも出来ることは協力するし、自分もなくさない。
 だから、みなさんも諦めないで、ご自身の生活をキープしてください。
 っつーか、みんなのことも、ご自身のことも応援してあげてください。
 よろしくお願いします。m(_ _)m
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by act-yuko | 2011-03-20 22:14 | 独り言
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